こんにちは!
~ことばが育つお家時間~
「ことばの発達プレスクール」
ことばの発達コーチ 森祐子です。
「視覚優位」って聞いたことが
ありますか?
お子さんの療育や発達相談などで
少し聞いたことのある方もいる
かもしれません。
「視覚優位」というのは、
視覚(目)からの
情報収集や理解を得意とする
傾向のあることですね。
つまり、
視覚優位なお子さんというと、
耳から聞いて理解したり覚えたり
するよりも、
目から受け取って、
理解や記憶をする
ほうが得意とする
傾向があるお子さん、
ということになります。
今では
ことばや発達ゆっくりさん、
発達凸凹さんなど、
発達支援をするときによく聞く
言葉だと思います。
だから、
この得意とする力や傾向を活かして
理解や覚えたりするのを進める
ために、
視覚的なものを、手がかりを、
用意した支援をすることが、
一般的なお手伝い(配慮)
の仕方となっています。
でも、
この視覚的な手がかり
(助けや配慮)が全ての
視覚優位のお子さんにとって
助け、支援になるわけ
ではないのです!!
実は、
理解や記憶することの
妨げになってしまう場合
もあるのです。
どういうことかというと。。。
視覚優位ということは
視覚的なものに目がいきやすい!
ということを忘れないでほしい
のです(^^b
目で見て理解しようとする力が
強かったり、
記憶しやすいということは。。
日頃からお子さん自身が
自分の周りにある
視覚的なものに
目がいきやすい
ということなんです。
つまり、
「注意が逸れやすくなる」
「注意し続けにくくなる」
「注意散漫になりやすい」
ということがおきやすくなるのです。
せっかくお子さんが理解や記憶が
しやすくするためにしたことが、
反対に、
注目しづらく、集中して
覚えにくくなったり、
わかりにくくなってしまう
ことになりかねません。
じゃあどうしたらいいの???
視覚優位な子には視覚的な
手がかりはしないほうが
いいの??
と思われるかもしれません。
今回お伝えしたいのは、
この手がかりや配慮、支援の
加減
注意してほしいということなのです。
良いことだからといって
たくさん与えたり、用意すること
が助けになるとは限りません。
その子にとって良いことでも、
加減を考えて提供してあげて
ほしいと思います(^^)v
うちの子はどうなのかな?
ことばの代わりに視覚的な
ものを用意しすぎてるかな?
と迷ったなら!
自己判断せずに、
相談会にきてくださいね☆
お待ちしています。