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今までと同じ遊びでいいの??これでことばが育つの??

こんにちは!

~ことばが育つお家時間~
「ことばの発達プレスクール」

ことばの発達コーチ  森祐子です。

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「うちの子はパズルが
 得意なんです!」

「パズルは一人で集中して
 遊んでいます」

 

3才6ヶ月の男の子のママKさん
から
の相談時でのお話です(^^)

お子さんについてのご相談は、

遊びが狭いので
もっと遊びを広げたい!

というご相談でした。

このご相談に対して私は、

「では、パズルをしましょう!」

とお伝えしましたよ(^^)b

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それはそれは!
かなり驚かれましたよ(笑)

遊びを広げたい!って相談して
いるのに、

さらにパズルで遊んでくださいと
お伝えしたからです。

どうして、
あえて同じ「パズル」で遊ぶこと
をおすすめしたか?というと。

それは、
主に2つ理由があります!
(他にもありますが、
 今回は2つだけお伝えしています)

 

1つ目は、

できれば得意なもので、
好きなもので、
人と関わって遊べるようになって
遊びを広げてほしいからです。

あまり好きではないもの、
得意ではないもので、

人と遊ぶことを積極的にできない
お子さんが遊ぶのは、

その遊びも、人との遊びも
どちらもが壁となってしまいます。

できれば、

本人が自然に受け入れられるもの、
どちらかといえば好むもので関わりを
もてるようにしたほうが、

抵抗も少なく、比較的楽しい時間を
過ごせるでしょう。

そのため、

今回のKさんのご相談に対しても
お子さんが得意で遊んでいる
「パズル」をご提案したのです。

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2つ目は、

得意としているものの「遊び」
遊びを広げてほしいからです。

遊びを広げるポイントはいくつか
ありますが、

 

まず、
1つの遊びの遊び方を増やしていく
ことです。

その「遊び」をどのように遊んで
いるのかによって、広げ方は
様々です。

Kさんのお子さんが得意としていた
「パズル」は

台紙に枠(縁)がついている
タイプのパズル
でした。

どのように遊んでいるのかを
見させていただいたところ、

枠(縁)の絵や模様、台紙に
刻まれているピースの形を頼りに

ピースを探して、位置を見つけて
置いていました。

完成の見本の絵には目もくれず、

 

そばで見守っていたママの声かけ
も届かないくらい、

黙々と、次々に作っていました。

そのため、

お子さんが

枠と縁、台紙に刻まれているピース
の形を頼りに作っていることを
説明し、

これをやめてみましょう!

 

と提案しました。

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どうやめるか?

他のタイプのパズルはあるか
確認したところ、

箱にバラバラとピースが入っている
枠や台紙なしのパズルがあったので

それをやって見せてもらうことに
しました。

よく遊んでいる枠・台紙ありの
パズルとピース数はだいたい同じ
くらいのパズルです。

お子さんの遊ぶ様子はどうでしょう?

遊んでもらうと、

とたんにパズルが作れなくなって
しまい、

パズルの遊びに集中できなくなり、

遊びをやめてしまいました!

 

どうして!??

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なぜでしょうか?

これは、
お子さんが遊べていたのは、

パズルの枠(縁)や台紙によって
守られていたから、


自然なヒントをもらって遊べて

いたからなんです。

 

その自然なヒントやサポートが
なくなった遊びで遊び始めたら、

とたんに遊べなくなる!

こういうことってよくあるんです。

同じものでも、自然に助けられて
遊べていること、

一人でも遊べるように配慮されて
いることは多くあります。

でも、これでは


人と遊べるように
ならず、

遊びの幅も広がりません。

この後、Kさんにはどのように
していただいたか?

 

それは、

お子さんと枠なしのパズルで
一緒に遊んでもらうように
しました。


お子さんの遊びに関わるときの

ポイントをしっかりとお伝えし、

一緒に関わっていただきながら

今までのパズルを変えて、
遊び方も変化させて遊んだ
ところ、

「子どもが私を遊びに誘って
 くるようになりました」


「手伝いを求めてくるように

 なりました」

「パズルのピースが合って
 いるのか確認しています」

とお子さんの遊び方の変化を
ご報告してくれましたよ。

 

今までとそんなに変わらない内容
の遊びであっても、

お子さんの遊び方には変化が
出てきていますよね?

好きな遊びで

「人と関わる」、

好きな遊びで

「人とやりとりを増やす」、

好きな遊びで人と関わる

「ことば」を増やす、


好きな遊びで

「遊びを広げる」、

これはとってもおススメです!

ただ、

むやみやたらにお子さんの好きな
遊びに

「関わろう」とすると、

とっても抵抗されるでしょうし、

むしろ、邪魔されると勘違いし、
より関わられること、手出しされる
ことと勘違いして関わりにくく
なってしまうこともあります。

 

関わり方、遊びへのお手伝いの
仕方は、

気を付けてあげる必要があります
ので、

わからない方は、

ぜひご相談にきてくださいね。

ぜひ、少しずつ取り入れて、
お子さんの発達を生活の中で
変えていきましょうね☆

発達相談会でお待ちしています☆

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