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ご褒美がないと「ことば」の療育はできない??

こんにちは!

~ことばが育つお家時間~
「ことばの発達プレスクール」

ことばの発達コーチ  森祐子です。

 

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「ご褒美がないと応じてくれません」


「ご褒美は何がいいでしょうか?」


「ご褒美はあげてもよいですか?」

みなさんもお子さんに関わるときや

療育を行うときに、

このような問題や悩みを持ったりは
していませんか?

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特定の療育の考え方や方法などで
推奨されていることもあると思います。

お子さんへの対応に苦労されている
ママやパパにとって、

指示→応じる→ご褒美

といった療育のやり方でお子さんと
やりとりをすると、


やってほしいこと


やめてほしいこと

への解決や変化が一時的にでも
早く見られるため、

取り入れている方、
多いのではないでしょうか?

このやり方は、推奨されている
考えの方や方法として、

間違っているわけではなく、

結果としてこのような効果が
得られるのは、

お子さんへの対応や療育で
お困りのママやパパにとって

とても嬉しいですよね?

でも、

取り組んでいるうちに、

療育の課題の中でも、

生活の中でも、

困ってしまうことや

行き詰ってしまうことが

多いと思います。

それは、どうしてでしょう?

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それは、


効果が早い指示や結果
ほど、

お子さんにとって

と~っても「強い」印象を
与えるものだからです。

私は、よく相談や指導の中で、

ママやパパたちにお伝えしている
ことがあります。

「小さく、弱く、少ない声かけ
 配慮で応じられる、自発的に
 取り組めるお子さんに育てて
 いきましょう」

ということです!

これは、

長年の療育指導や発達相談、
指導の中で実感してきたから
こそお伝えしている大事なこと
です。


「強い」指示や内容の課題、

には、

結果、

「強い」ご褒美、対応でないと

子どもは応えてくれなくなってきます。

そうすると、

そう!

ずっとエンドレス。。。
もしくはエスカレートして
いって
しまうんです。

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一回始めてしまうと、

指示や課題 → ご褒美

という流れを解消することは
中々難しいでしょう。

でも、

もし、ずっとこのやりとりを
続けたいわけでなかったり、

困っているのでしたら、

もう一回、やりとりの仕方
見直してみましょう!


「ご褒美」
というのは、

頻繁に、毎回、解決したいときに
取り入れていたら、

 

「ご褒美」になるでしょうか?

「ごくたまに」
「特別なときに」


経験するから嬉しく、
とっても良い気持ちに
なりますよね?

お子さんの「こころ」「気持ち」
を育む意味でも、

「ご褒美」を取り入れたお子さんとの
やりとりは、

一時的な解決や即効性を目的に
するのではなく、

この先、将来のお子さんとの
やりとりが、

どのような「やりとり」であって
ほしいか?

ということを想って、

「療育」や「方法」を選択して
いきましょうね。

どのお子さんのママやパパでも、

ずっと、ずっと、お子さんに対して

「ご褒美」を与え続けたり、

「ご褒美」がないと応じられない
お子さんになってほしいとは
思っていないと思います。

だからこそ、

幼い時から、早い段階から、

お子さんとの「やりとり」

できるだけ「特別」なものに
しないでほしいです。

ただ!

ことばや発達がゆっくりなお子さん
への対応では、

特定の対応の仕方や配慮を無視する
ことを、

お子さん自身にも、支えるママやパパ
たちにとって、

おススメしているわけではありません。

その、やりとりの仕方、お子さんに
与える指示や内容の「強弱」
気を付けてほしいんです。

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そのやりとりの「仕方」「方法」
「強弱」などは、

お子さんの発達やママたちとの
関係によって違います。

だからこそ、

「事故」につながってしまう
「自己流」「自己判断」ではなく、

しっかりと「発達」の専門家の
見立て、「評価」のもとに
取り組んでほしいです。

お子さんへの療育、やりとり、方法、
発達の理解など、

学びたい!経験したい!知りたい!

方は、
ぜひ一緒にプログラムで取り組んで
いきましょう。

そのための一歩として、
ことばや療育の発達相談へいらして
ください☆

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